2019年5月30日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adsig プレスリリース 紫外線により染色体DNAに発生した損傷を検出するメカニズムを解明(クロマチン構造機能研究分野) 神戸大学バイオシグナル総合研究センターの菅澤 薫 教授、東京大学定量生命科学研究所の胡桃坂 仁志 教授、大阪大学大学院基礎工学研究科の岩井 成憲 教授らは、スイスのフリードリッヒ・ミーシャー生物医学研究所等との共同研究で、細胞内で染色体構造を取ったゲノムDNAが紫外線によって損傷を受けたとき、この損傷を効率良く検出して修復を開始するしくみを分子レベルで解明しました。
2019年2月8日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adsig プレスリリース コンパクトなDNAをスムーズに転写する仕組み-(クロマチン構造機能研究分野) 共同研究チームは、RNAPIIとともに働く複数のタンパク質(転写伸長因子)が協調してヌクレオソーム障壁を解除し、RNAPIIがヌクレオソームDNAをスムーズに転写する仕組みを「クライオ電子顕微鏡[3]」観察により世界に先駆けて明らかにしました。
2019年1月9日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adsig プレスリリース 細胞が遺伝子の数を数えて維持する仕組みを解明(ゲノム再生研究分野) 東京大学定量生命科学研究所の小林武彦教授、飯田哲史助教らによる研究成果がMolecular Cell誌へ掲載されることを受け、12月27日(木)に東京大学生命科学総合研究棟B 301会議室において記者会見を開催致しました。
2019年1月4日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adsig プレスリリース 細胞が遺伝子の数を数えて維持する仕組みを解明(ゲノム再生研究分野) 私たちヒトを含めた生物の細胞は、さまざまなタンパク質を合成することで細胞の機能を維持しています。そのためタンパク質合成を担うリボゾーム(注1)を大量に安定供給することは、全ての細胞にとって非常に重要で…
2018年12月11日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adsig プレスリリース 世界初、単一細胞での遺伝子発現制御解析に成功-幹細胞、がんの成立機序解明に期待- 九州大学生体防御医学研究所、東京工業大学科学技術創成研究院細胞制御工学研究センター、東京大学定量生命科学研究所の研究グループは、極めて少数の細胞を用いてエピゲノム情報[用語1]を取得できる「クロマチン挿入標識(Chromatin Integration Labeling: ChIL)」法を開発しました。
2018年11月30日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adsig プレスリリース 遺伝子の発現調節を担うアルゴノートタンパク質の品質管理機構を解明細胞内の「イルカ」が悪いアルゴノートを食べる(RNA機能研究分野) 東京大学定量生命科学研究所の小林穂高助教(研究当時)、泊幸秀教授らの研究チームは、空のアルゴノートの選択的な分解を引き起こすタンパク質を発見し、このタンパク質を「イルカ」(英語表記はIruka)と名付けました。
2018年10月9日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adsig プレスリリース 真核生物での遺伝子読み取りの仕組みを解明(クロマチン構造機能研究分野) 東京大学定量生命科学研究所の胡桃坂仁志教授、鯨井智也助教、理化学研究所生命機能科学センターの関根俊一チームリーダー、江原晴彦研究員、白水美香子チームリーダーらによる共同研究の成果がScience誌へ…
2018年10月5日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adsig プレスリリース 真核生物での遺伝子読み取りの仕組みを解明(クロマチン構造機能研究分野) ヒトを始めとする真核生物では、遺伝子の情報を持つゲノムDNAは、ヒストンタンパク質と結合してヌクレオソームと呼ばれる構造体を形成し、ヌクレオソームが数珠状に連なった状態で染色体に収納されています。DN…
2018年9月27日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adsig プレスリリース 神経発達障害に関連する細胞接着分子がカルシウムイオンを介して神経細胞同士を適切につなぐ仕組みの解明(蛋白質複合体解析研究分野) 東京大学定量生命科学研究所(白髭克彦所長)の深井周也准教授らのグループは、細胞接着分子Nrxn1β(注1)とLRRTM2(注2)がカルシウムイオンを介して結合した複合体の立体構造を決定し、神経細胞同士…
2018年9月18日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adsig プレスリリース 最悪性脳腫瘍の増殖を制御する新たな仕組みを解明(分子情報研究分野) 近年の研究により、腫瘍を構成するがん細胞は多様性をもっており、異なる性質を持つがん細胞が互いに密接に連携することで腫瘍の薬剤耐性や進展、浸潤に寄与していることが明らかとなっています。その中でも「がん幹…