• 2024/07/11
    トランスポゾン抑制因子DDM1がヌクレオソームを「ほどいて開く」基盤構造を解明――トランスポゾン発現抑制に必要なエピゲノム維持機構が明らかに――
    東京大学大学院理学系研究科の越阪部晃永 特任助教、角谷徹仁 教授、同大学定量生命科学研究所の滝沢由政 准教授、胡桃坂仁志 教授らによる研究グループは、トランスポゾン発現を抑制する、メチル化DNAなどのエピゲノムの維持に必要なタンパク質DDM1がヌクレオソームの構造を変換する新規のメカニズムを明らかにしました。
  • 2024/07/02
    クロマチン構造機能研究分野何 承翰特任研究員及び塩井 琢郎大学院生が第23回東京大学生命科学シンポジウムポスター賞を受賞
    クロマチン構造機能研究分の野何 承翰特任研究員及び塩井 琢郎大学院生(博士課程2年)が第23回東京大学生命科学シンポジウムポスター賞を受賞しました
  • 2024/06/13
    自閉症の人はなぜ「友人を覚えづらい」のか?――社会性記憶異常の分子神経メカニズムの解明――
    東京大学定量生命科学研究所の奥山輝大准教授、同大学大学院医学系研究科ジョンミョン大学院生(研究当時)らのグループは、自閉症における「友人を記憶する能力の低下」という症状が、海馬の腹側CA1領域の異常に起因することを発見しました。
  • 2024/06/05
    ヒトiPS 細胞から胆汁排泄能を備えた肝組織の作製に成功――――創薬研究や肝疾患研究への応⽤に期待–ヒトiPS 細胞から胆汁排泄能を備えた肝組織の作製に成功――――
    国⽴研究開発法⼈ 国⽴国際医療研究センター(略称︓NCGM)細胞組織再⽣医学研究部の⽥中稔室⻑ と東京⼤学⼤学院新領域創成科学研究科 王路遥(ワン ルーヤウ)⼤学院⽣らの研究グループは、同⼤ 学定量⽣命科学研究所 ⽊⼾丈友特任講師、宮島篤特任教授、同⼤学⼤学院薬学系研究科 楠原洋之教 授、同⼤学⼤学院⼯学系研究科 酒井康⾏教授らの研究グループとの共同研究により、胆汁排泄を再現 することが可能なヒト肝組織平⾯培養系を作製することに初めて成功しました
  • 2024/05/22
    経験の活用には脳全体が関与する ――経験にもとづく意思決定の神経基盤の一部を解明――
    神経計算研究分野の石津助教(研究当時)、船水講師らによる研究グループは、脳が経験や予測を、脳全体で表現することを明らかにしました
  • 2024/05/21
    mRNA翻訳研究分野の小林穂高客員准教授が令和6年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞 を受賞
    mRNA翻訳研究分野小林穂高客員准教授が令和6年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞 を受賞しました
  • 2024/04/26
    分子免疫学研究分野の丸橋拓海助教が令和6年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞 を受賞
    分子免疫学研究分野 丸橋 拓海助教が、令和6年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞しました
  • 2024/04/24
    ヒストンテールのないヌクレオソームのナノダイナミクスを可視化することに成功!
    金沢大学 柴田幹大教授らの研究グループは、クロマチン構造機能研究分野 胡桃坂仁志教授らの研究グループとの共同研究で、遺伝子発現制御に重要なヒストンテールを除去したヌクレオソームがわずか0.3秒以内の時間スケールで「ヌクレオソームスライディング」や「DNAアンラッピング・ラッピング」を頻度よく起こすことを明らかにしました

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