2023年2月22日 / 最終更新日時 : 2023年3月1日 adiqb1 プレスリリース 非コードRNAの転写を介した新たな遺伝子発現制御機構を発見 東京大学大学院総合文化研究科の浜本 航多 大学院生、遺伝子発現ダイナミクス研究分野の深谷 雄志 准教授らの研究チームは、ショウジョウバエ生体内において、エンハンサーからの非コードRNAの転写と遺伝子からのmRNAの転写の両者を同時かつ1細胞解像度で可視化するライブイメージング手法を新たに確立しました
2023年1月13日 / 最終更新日時 : 2023年3月1日 adiqb1 プレスリリース 細胞老化を促進し寿命を制限するメカニズムを解明 ゲノム再生研究分野の横山正明特任研究員、佐々木真理子講師、小林武彦教授らの研究グループは、転写伸長因子Spt4がrDNAを不安定化させることで細胞老化を促進させる老化因子として機能していることを明らかにしました
2022年11月30日 / 最終更新日時 : 2023年2月22日 adiqb1 プレスリリース 染色体の中で折りたたまれたDNAから遺伝情報を読み取る仕組みを解明! ――リンカーヒストンH1による転写伸長制御機構を解明―― クロマチン構造機能研究分野の平野里奈 特任研究員、胡桃坂仁志 教授らの研究チームは、理化学研究所生命機能科学研究センターの江原晴彦 研究員、関根俊一 チームリーダーとの共同研究で、RNAポリメラーゼIIが、リンカーヒストン(H1)により折りたたまれたDNAの遺伝情報を読み取る仕組みを解明しました
2022年11月8日 / 最終更新日時 : 2023年2月22日 adiqb1 プレスリリース 世界初・ゲノムDNAを巻き取る新しい基本単位H3-H4オクタソームを発見 ――染色体疾患の理解に新概念を提唱―― クロマチン構造機能研究分野の野澤佳世 助教(現:東京工業大学 准教授)、滝沢由政 准教授、胡桃坂仁志 教授らの研究グループは、ヒト由来タンパク質を用いたクライオ電子顕微鏡解析によって、ヒストンH3、H4の2種類のみでもヌクレオソーム様構造体が形成されることを世界で初めて明らかにしました
2022年9月28日 / 最終更新日時 : 2023年2月22日 adiqb1 プレスリリース 統合的ゲノム解析のためのWebデータベース”CohesinDB”を開発(9月27日) 大学院医学系研究科の王健康大学院生、大規模生命情報解析研究分野の中戸隆一郎准教授は、コヒーシンに関するゲノム解析データを格納した大規模データベース”CohesinDB” を開発しました
2022年9月6日 / 最終更新日時 : 2022年11月21日 adiqb1 プレスリリース がん抑制遺伝子産物であるp53タンパク質が染色体中の遺伝子スイッチをオンにする仕組みを解明 ――がん悪性化の原因解明や創薬への糸口に――(9月6日)(クロマチン構造機能研究分野) クロマチン構造機能研究分野の西村正宏 特任研究員、野澤佳世 助教 (研究当時)、滝沢由政 准教授、胡桃坂仁志 教授らの研究グループは、がん抑制に関わる主要な転写因子であるp53が染色体の基盤構造 (ヌクレオソーム) と結合した複合体の立体構造を世界で初めて明らかにしました
2022年8月19日 / 最終更新日時 : 2022年11月21日 adiqb1 プレスリリース 遺伝子の発現とクロマチン構造の維持を両立させる仕組み -RNAポリメラーゼはヌクレオソームを壊して組み立てる-(8月19日)(クロマチン構造機能研究分野) 理化学研究所生命機能科学研究センターの江原晴彦研究員、関根俊一チームリーダー、定量研クロマチン構造機能研究分野の鯨井智也助教、胡桃坂仁志教授らの共同研究グループは、真核細胞の遺伝子発現を担うRNAポリメラーゼIIが、メッセンジャーRNAの転写に際して、いったんほどいたヌクレオソームを転写直後に組み立て直すことで、クロマチン構造を壊さずに転写を行う仕組みを解明しました
2022年6月30日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb1 プレスリリース Dicer-2–R2D2タンパク質複合体が二本鎖siRNAの非対称性を感知するしくみ ―RNA干渉における20年来の謎を解明― (6月30日)(RNA機能研究分野) 東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻の山口そのみ大学院生、濡木理教授、定量生命科学研究所RNA機能研究分野の泊幸秀教授、先端科学技術研究センターの西増弘志教授らは、クライオ電子顕微鏡を用いて、Dicer-2–R2D2二本鎖siRNA複合体の立体構造を決定することに成功しました
2022年6月13日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb1 プレスリリース 沖縄のサンゴ礁にすむ海洋生物から強力な細胞増殖阻害物質を発見 -抗がん剤への応用が期待-(6月13日)(膜蛋白質解析研究分野) 慶應義塾大学大学院理工学研究科の栗澤尚瑛大学院生、寺沼和哉大学院生、同大学理工学部の岩崎有紘専任講師、末永聖武教授は、膜蛋白質解析研究分野 豊島特任教授らとの共同研究により、伊江島のサンゴ礁で採集した海洋シアノバクテリアから、抗がん剤への応用が期待される強力な細胞増殖阻害物質を発見しました
2022年6月10日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb1 プレスリリース 真核生物の遺伝子発現制御を担う酵素が染色体の基盤構造に結合した様子を解明 ~様々な疾患の発症メカニズムの解明や創薬への応用に期待~(6月10日)(クロマチン構造機能研究分野) 東京大学大学院理学系研究科の畠澤卓 大学院生、クロマチン構造機能研究分野の滝沢由政 准教授、胡桃坂仁志 教授らの研究チームは、コロラド大学のTatiana Kutateladze教授との共同研究で、細胞の恒常性維持に重要なタンパク質であるp300の活性ドメインと、ヒトのゲノムDNA収納の基盤構造であるヌクレオソームが結合した複合体の構造を世界で初めて解明しました