2024年3月21日 / 最終更新日時 : 2024年3月21日 adiqb プレスリリース 染色体上で二本鎖DNA切断を修復する仕組みを解明 ――DNAの二本鎖切断が原因となる発がんの抑制機構解明へ―― 東京大学大学院理学系研究科大学院生の塩井琢郎、同大学定量生命科学研究所クロマチン構造機能研究分野教授の胡桃坂仁志らの研究グループは、DNA修復タンパク質RAD51がクロマチン中でDNAの二本鎖切断を見つけ出し、DNA修復を進行するメカニズムを明らかにしました。
2024年2月26日 / 最終更新日時 : 2024年2月26日 adiqb プレスリリース ヒト胚着床現象を高度に模倣することに世界で初めて成功 着床機序の解明や不妊治療法の開発に期待 東北大学大学院医学系研究科、熊本大学発生医学研究所野、東京大学定量生命科学研究所、東京医科歯科大学生体材料工学研究所らの研究グループは、ヒト子宮内膜細胞を用いて生体子宮内膜組織と空間的配置や構成細胞が類似した子宮内膜オルガノイドモデルの作製に成功しました
2024年2月13日 / 最終更新日時 : 2024年2月13日 adiqb プレスリリース DNA鎖の「よじれ」に対処するメカニズムの発見 東京大学定量生命科学研究所のクリスチャン イェロフ ヤポセン講師、須谷 尚史准教授、白髭 克彦教授らの研究グループは、スウェーデン・カロリンスカ研究所のカミラ ビヨルケグレン教授およびドイツ・マックスプランク研究所のユージン キム グループリーダーらの研究グループと共同して、細胞核内のDNA 鎖に生じるよじれを細胞が認識・処理する仕組みを明らかにしました。
2023年11月16日 / 最終更新日時 : 2023年11月16日 adiqb1 プレスリリース 乳がんの再発を起こす原因細胞を解明 金沢大学 後藤教授、帝京大学 岡本教授、東京大学 鈴木教授、中戸准教授、田辺准教授、京都大学 小川教授、東京医科歯科大学 浅原教授、神奈川県立がんセンター臨床研究所 宮城所長、佐藤医長らの共同研究グループは、乳がん再発の原因細胞の取り出しに成功しました。
2023年9月19日 / 最終更新日時 : 2023年9月20日 adiqb プレスリリース データ駆動型解析で見えてきたゲノム立体構造の謎 ――――新しい立体構造解析手法CustardPyを開発データ駆動型解析で見えてきたゲノム立体構造の謎―――― 東京大学定量生命科学研究所の中戸隆一郎准教授と白髭克彦教授らによる研究グループは、ゲノム立体構造と遺伝子発現がどのように制御されているかを探る新規の情報解析手法”CustardPy”を開発しました。
2023年7月25日 / 最終更新日時 : 2023年7月25日 adiqb1 プレスリリース ニューロンの核は老化するとシワシワになり、かたくなる ――脳の加齢に伴ってニューロン核のダイナミクスが低下する―― 分子神経生物学研究分野の岸雄介准教授と、大学院薬学系研究科のタニタ フレイ大学院生、後藤由季子教授らによる研究グループは、加齢に伴ってニューロンの核のダイナミクスが低下することを明らかにしました
2023年7月3日 / 最終更新日時 : 2023年7月3日 adiqb1 プレスリリース 「共感」する時の脳のはたらき ――自分と他者の情報を合わせ持つニューロンの発見―― 行動神経科学研究分野の奥山輝大准教授、黄子彦大学院生、ジョンミョン大学院生らのグループは、怖いという気持ちを「共感」するときの脳の働きを、マウスを使って解明しました
2023年5月19日 / 最終更新日時 : 2023年5月19日 adiqb1 プレスリリース 転写活性化の「反応場」の形成を介した新たな遺伝子発現制御機構を発見 遺伝子発現ダイナミクス研究分野の川崎 洸司 特別研究員と深谷 雄志 准教授による研究グループは、生きた細胞内において、転写因子と呼ばれるタンパク質の核内動態と、遺伝子発現を同時に可視化する超解像ライブイメージング技術を新たに構築することに成功しました
2023年5月16日 / 最終更新日時 : 2023年5月16日 adiqb1 プレスリリース ゲノムDNAの損傷位置に応じて、異なる修復経路がはたらく仕組みを解明 —— DNAの「折りたたみ」が治し方を決める —— クロマチン構造機能研究分野の大角健 氏、胡桃坂仁志 教授らの研究チームは、ヌクレオソームにより折りたたまれたDNA上の損傷が検出され、その損傷部位に応じて下流の異なる修復経路に受け渡される仕組みを解明しました
2023年2月22日 / 最終更新日時 : 2023年3月1日 adiqb1 プレスリリース 非コードRNAの転写を介した新たな遺伝子発現制御機構を発見 東京大学大学院総合文化研究科の浜本 航多 大学院生、遺伝子発現ダイナミクス研究分野の深谷 雄志 准教授らの研究チームは、ショウジョウバエ生体内において、エンハンサーからの非コードRNAの転写と遺伝子からのmRNAの転写の両者を同時かつ1細胞解像度で可視化するライブイメージング手法を新たに確立しました