2023年7月25日 / 最終更新日時 : 2023年7月25日 adiqb1 プレスリリース ニューロンの核は老化するとシワシワになり、かたくなる ――脳の加齢に伴ってニューロン核のダイナミクスが低下する―― 分子神経生物学研究分野の岸雄介准教授と、大学院薬学系研究科のタニタ フレイ大学院生、後藤由季子教授らによる研究グループは、加齢に伴ってニューロンの核のダイナミクスが低下することを明らかにしました
2023年7月3日 / 最終更新日時 : 2023年7月3日 adiqb1 プレスリリース 「共感」する時の脳のはたらき ――自分と他者の情報を合わせ持つニューロンの発見―― 行動神経科学研究分野の奥山輝大准教授、黄子彦大学院生、ジョンミョン大学院生らのグループは、怖いという気持ちを「共感」するときの脳の働きを、マウスを使って解明しました
2023年5月19日 / 最終更新日時 : 2023年5月19日 adiqb1 プレスリリース 転写活性化の「反応場」の形成を介した新たな遺伝子発現制御機構を発見 遺伝子発現ダイナミクス研究分野の川崎 洸司 特別研究員と深谷 雄志 准教授による研究グループは、生きた細胞内において、転写因子と呼ばれるタンパク質の核内動態と、遺伝子発現を同時に可視化する超解像ライブイメージング技術を新たに構築することに成功しました
2023年5月16日 / 最終更新日時 : 2023年5月16日 adiqb1 プレスリリース ゲノムDNAの損傷位置に応じて、異なる修復経路がはたらく仕組みを解明 —— DNAの「折りたたみ」が治し方を決める —— クロマチン構造機能研究分野の大角健 氏、胡桃坂仁志 教授らの研究チームは、ヌクレオソームにより折りたたまれたDNA上の損傷が検出され、その損傷部位に応じて下流の異なる修復経路に受け渡される仕組みを解明しました
2023年2月22日 / 最終更新日時 : 2023年3月1日 adiqb1 プレスリリース 非コードRNAの転写を介した新たな遺伝子発現制御機構を発見 東京大学大学院総合文化研究科の浜本 航多 大学院生、遺伝子発現ダイナミクス研究分野の深谷 雄志 准教授らの研究チームは、ショウジョウバエ生体内において、エンハンサーからの非コードRNAの転写と遺伝子からのmRNAの転写の両者を同時かつ1細胞解像度で可視化するライブイメージング手法を新たに確立しました
2023年1月13日 / 最終更新日時 : 2023年3月1日 adiqb1 プレスリリース 細胞老化を促進し寿命を制限するメカニズムを解明 ゲノム再生研究分野の横山正明特任研究員、佐々木真理子講師、小林武彦教授らの研究グループは、転写伸長因子Spt4がrDNAを不安定化させることで細胞老化を促進させる老化因子として機能していることを明らかにしました
2022年11月30日 / 最終更新日時 : 2023年2月22日 adiqb1 プレスリリース 染色体の中で折りたたまれたDNAから遺伝情報を読み取る仕組みを解明! ――リンカーヒストンH1による転写伸長制御機構を解明―― クロマチン構造機能研究分野の平野里奈 特任研究員、胡桃坂仁志 教授らの研究チームは、理化学研究所生命機能科学研究センターの江原晴彦 研究員、関根俊一 チームリーダーとの共同研究で、RNAポリメラーゼIIが、リンカーヒストン(H1)により折りたたまれたDNAの遺伝情報を読み取る仕組みを解明しました
2022年11月8日 / 最終更新日時 : 2023年2月22日 adiqb1 プレスリリース 世界初・ゲノムDNAを巻き取る新しい基本単位H3-H4オクタソームを発見 ――染色体疾患の理解に新概念を提唱―― クロマチン構造機能研究分野の野澤佳世 助教(現:東京工業大学 准教授)、滝沢由政 准教授、胡桃坂仁志 教授らの研究グループは、ヒト由来タンパク質を用いたクライオ電子顕微鏡解析によって、ヒストンH3、H4の2種類のみでもヌクレオソーム様構造体が形成されることを世界で初めて明らかにしました
2022年9月28日 / 最終更新日時 : 2023年2月22日 adiqb1 プレスリリース 統合的ゲノム解析のためのWebデータベース”CohesinDB”を開発(9月27日) 大学院医学系研究科の王健康大学院生、大規模生命情報解析研究分野の中戸隆一郎准教授は、コヒーシンに関するゲノム解析データを格納した大規模データベース”CohesinDB” を開発しました
2022年9月6日 / 最終更新日時 : 2022年11月21日 adiqb1 プレスリリース がん抑制遺伝子産物であるp53タンパク質が染色体中の遺伝子スイッチをオンにする仕組みを解明 ――がん悪性化の原因解明や創薬への糸口に――(9月6日)(クロマチン構造機能研究分野) クロマチン構造機能研究分野の西村正宏 特任研究員、野澤佳世 助教 (研究当時)、滝沢由政 准教授、胡桃坂仁志 教授らの研究グループは、がん抑制に関わる主要な転写因子であるp53が染色体の基盤構造 (ヌクレオソーム) と結合した複合体の立体構造を世界で初めて明らかにしました