2021年8月25日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb プレスリリース DNA配列間の情報交換により品質を管理する機構の発見(8月25日)(ゲノム再生研究分野) ゲノム再生研究分野の堀優太郎助教と小林武彦教授は、山陽小野田市立山口東京理科大学薬学部の嶋本顕教授との共同研究で、ゲノム中で最大の反復遺伝子であるリボソームRNA遺伝子の全体構造を解析しました
2021年8月6日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb プレスリリース 病原性寄生虫ジアルジアのゲノムDNA折りたたみの基盤構造を解明(8月6日)(クロマチン構造機能研究分野) クロマチン構造機能研究分野の佐藤祥子特任助教、滝沢由政准教授、胡桃坂仁志教授らのグループは、病原性寄生虫であるジアルジアのDNA折りたたみの基盤構造を解明し、他の生物種とは異なる特徴的な部分構造をもつことを明らかにしました。
2021年8月2日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb プレスリリース 小分子RNAの増幅機構を試験管内で再現!〜植物の分化やウイルス制御に必要な小さなRNAを生み出すしくみを解明~(8月2日)(RNA機能研究分野) RNA機能研究分野の櫻井友理希大学院生、Kyungmin Baeg大学院生(研究当時)、Andy Y.W. Lam大学院生、庄司 佳祐助教、泊 幸秀教授、岩川 弘宙講師の研究チームは、植物細胞抽出液を用いることで小分子RNA増幅機構を試験管内で忠実に再現することに成功しました
2021年7月26日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb プレスリリース シングルセル遺伝子発現データを利用した遺伝子ネットワークの構築手法 ~「疎」なデータから遺伝子群に内包される正負の相関を推定する~(7月22日)(大規模生命情報解析研究分野) 大規模生命情報解析研究分野の仲嶋 なつ 特任研究員、中戸 隆一郎 講師らの研究グループは、ばらつきの多いシングルセル遺伝子発現量解析データに対して頑健に遺伝子共発現ネットワークを構築・比較する新規手法を開発しました
2021年7月13日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb プレスリリース Dicer-2タンパク質は長い二本鎖RNAを連続的に切断する~1分子イメージングでとらえた異常RNA切断のしくみ~(7月13日)(RNA機能研究分野) RNA機能研究分野の永沼政広助教(研究当時)、泊幸秀教授、上海科技大学の多田隈尚史助理教授の研究チームは、1分子イメージング技術を用いて、昆虫において二本鎖RNAを切断するDicer-2がはたらく様子を直接観察することに世界で初めて成功しました
2021年6月30日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb プレスリリース 植物の小さなRNAが巨大なタンパク質合成装置の動きを止める~そのしくみと意外な役割を解明~(6月30日)(RNA機能研究分野) RNA機能研究分野の岩川 弘宙 講師、泊 幸秀 教授らの研究グループは、立命館大学の竹田 篤史 教授、理化学研究所の岩崎 信太郎 主任研究員らとの共同研究で、SGS3と呼ばれる二本鎖RNA結合タンパク質がmicroRNAに依存するリボソーム停滞の決定因子であることを見出しました
2021年6月10日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb プレスリリース 酵母菌内でのヒト遺伝子を解析する実験系の開発 〜巨大染色体ベクターの構築〜(6月10日)(ゲノム再生研究分野) ゲノム再生研究分野の小林武彦教授と飯田哲史助教は、単細胞真核生物である出芽酵母を「生きた試験管」のように用いた新しい解析方法「インサッカロ(in saccharo)実験系」を考案しました
2021年5月12日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb プレスリリース piRNA産生における反応場の「ソーシャルディスタンス」 ~自己遺伝子と非自己遺伝子の識別には反応場の適切な区画化が重要~(5月11日)(RNA機能研究分野) RNA機能研究分野の鍾 沛原大学院生、庄司 佳祐助教、泉 奈津子技術専門職員、泊 幸秀教授の研究チームは、カイコ生殖細胞におけるpiRNA反応場「piP-body」を新たに同定し、piRNAを作る因子がnuageとpiP-bodyに分かれて局在していることを見いだしました
2021年3月31日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb プレスリリース 遺伝情報を守るメカニズムを発見 ―DNAを素早くコピーすることが遺伝情報の安定な維持に大切―(3月31日)(ゲノム再生研究分野) ゲノム再生研究分野の小林武彦教授らのグループは、細胞周期の進行、特にDNA複製の開始を司るClb5タンパク質をもたない出芽酵母の細胞では、リボソームRNA反復遺伝子の一部が削られたり増幅したりしてDNAが不安定になることを発見しました。
2021年3月31日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb プレスリリース 肝硬変に対するエクソソームを用いた新たな治療法の可能性 -肝硬変への新たな再生医療を目指して -(3月31日)(発生・再生研究分野、ゲノム情報解析研究分野) 新潟大学の寺井崇二教授、土屋淳紀講師、竹内卓特任助教は、発生・再生研究分野の宮島篤特任教授、ゲノム情報解析研究分野の白髭克彦教授らとの共同研究により、日本に患者が40万人程度いると考えられる肝硬変に対し、間葉系幹細胞から産生され非常に小さく、安定な細胞外小胞・エクソソームがマクロファージを介して治療効果を発揮することを明らかにしました。