UTokyo-KI LINK Kick off Symposium開催報告

2023年11月9日(木)、東京大学弥生キャンパス一条ホールにて、UTokyo-KI LINK Kickoff Symposiumが開催され、本学およびカロリンスカ研究所の教職員や学生、そして外部からの参加者の合計184名が参加しました。

本シンポジウムは、東京大学とカロリンスカ研究所を結ぶUTokyo-KI Link for Innovative Networks and Knowledgeプログラム(以下UTokyo-KI LINK)の正式な発足を記念するものです。

第一部は、東京大学・藤井輝夫総長の挨拶より始まり、生命科学分野の第一線で活躍する東京大学・カロリンスカ研究所の両研究者11名による研究内容紹介が行われ、UTokyo-KI LINKとしての議論が深められました。

続く第二部では、東京大学 齊藤延人理事・副学長による挨拶があり、Camilla Björkegren博士と白髭克彦博士によるUTokyo-KI LINKプログラムの紹介やKristian Jeppsson博士によるLINKプログラムの中での両大学での業務経験の紹介、Matti Nikkola博士によるカロリンスカ研究所の大学院制度紹介、そしてノーベル生理学・医学賞の選考委員会がカロリンスカ研究所にあるという縁から、ノーベル賞の歴史についての一般向けの講演も行われました。さらに、スウェーデン政府機関であるVINNOVAの代表であるLennart Stenberg様より、スウェーデンと日本の共同研究の機会と課題についてお話をいただきました。

東京大学および定量生命科学研究所は、UTokyo Compassに掲げられている「新しい「知」「人」「場」を創造する活動」を展開するべく、今後もUTokyo-KI LINKプログラムを通じたカロリンスカ研究所との連携強化の取り組みを進めてまいります。

UTokyo-KI LINKの詳細については、こちら