2022/06/10
真核生物の遺伝子発現制御を担う酵素が染色体の基盤構造に結合した様子を解明 ~様々な疾患の発症メカニズムの解明や創薬への応用に期待~(6月10日)(クロマチン構造機能研究分野)
東京大学大学院理学系研究科の畠澤卓 大学院生、クロマチン構造機能研究分野の滝沢由政 准教授、胡桃坂仁志 教授らの研究チームは、コロラド大学のTatiana Kutateladze教授との共同研究で、細胞の恒常性維持に重要なタンパク質であるp300の活性ドメインと、ヒトのゲノムDNA収納の基盤構造であるヌクレオソームが結合した複合体の構造を世界で初めて解明しました