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肝臓構成細胞と肝疾患肝臓の発生造血系iPS細胞


組織幹細胞の分離と培養系および
それに基づいたiPS細胞から機能的細胞の分化誘導系の開発

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 肝臓や膵臓など成体の臓器からそのもととなる幹細胞を探すことは容易でないが、発生直後の器官原基にはその幹細胞が豊富に存在することが期待される。胎児期に肝臓や膵臓などの器官が形成される時期と組織はよく知られている。そこで、発生直後の器官を分離して遺伝子発現解析を行い、器官幹細胞に発現する細胞膜タンパク質を検索して、それらに対する抗体を作製する。抗体を使って組織幹細胞をマウス胎児から分離して器官の培養システムを作り、それを基にしたiPS細胞からの膵臓細胞や肝臓細胞の分化誘導系の開発を行っている。