Sorting signals for the membrane-specific localization of lipoprotein in Escherichia coli

  脂質修飾されるN末端システイン残基の次のアミノ酸残基(+2位)がアスパラギン酸であるリポ蛋白質は内膜に、アスパラギン酸以外である場合には外膜に局在化することが知られており、この現象は+2ルールと呼ばれている。しかし、+2と+3の変異株の解析から、+2ルールには少なからぬ例外があること、+3位のアミノ酸残基もリポ蛋白質の局在化に重要であることなどを明らかにし、+2ルールに代わる新しいルールの必要性を提唱した。