ラボマニュアル
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ここでは、タンパク質濃度の測定法について説明します。精製したタンパク質やlysate中のタンパク濃度の定量法には、クーマシーを用いたBradford法や、bicinchoninic acidを用いるBCA法、UVを用いる吸光度法、SDS-PAGEゲル上での定量法などがあります。それぞれの方法の特徴を理解して、使い分けられるようにしましょう。例えば、BCA法はTriton X-100などの界面活性剤に強いため、lysate中のタンパク定量に良く用いられますが、原理上(pdfのマニュアル参照)、チオール(DTT、β-メルカプエタノール、グルタチオン)が共存する場合は使えません。また、Bradford法はチオールには強いが界面活性剤に弱いといった性質があります。
Bradford法のマニュアル (準備中)
タンパク定量法
12/09/06