ラボマニュアル
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厳密な計算ではなくとも化合物のコンフォメーションを可視化したい場合や、ドッキング計算のインプットに使うファイルの作成(.cdxから.pdbへ)等に使えるソフトAvogadroを紹介します。MacだけでなくWindowsでも使えます。
Avogadroの入手方法
下のリンクから入手できます。
http://avogadro.openmolecules.net/wiki/Main_Page (外部リンク)
ごく簡単な使い方
使い方は使ってみれば分かるようなものですが、ここではchemdrawで描いた化合物をAvogadroに読み込んで動力学計算し、PDBファイルとして出力するまでをごく簡単に説明します。
(1)chemdrawで化合物を描き、保存します(1ファイル1化合物)。
(2)Avogadroを起動し、ファイル > インポート > 分子ファイル とし、chemdrawファイルを選択します。
(3)メニューバーの エクステンション > Optimize Geometry でMM計算が始まります(数秒)。Force FieldはデフォルトではMMFF94ですが、エクステンション > Molecular Mechanics > Setup Force Field から、他にGhemical, MMFF94s, UFFが選択できます。
(4)ファイル > 名前をつけて保存 からPDB形式で保存できます。
Macで使えるフリーの分子動力学ソフトAvogadro
10/07/25