2022年6月10日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb1 プレスリリース 真核生物の遺伝子発現制御を担う酵素が染色体の基盤構造に結合した様子を解明 ~様々な疾患の発症メカニズムの解明や創薬への応用に期待~(6月10日)(クロマチン構造機能研究分野) 東京大学大学院理学系研究科の畠澤卓 大学院生、クロマチン構造機能研究分野の滝沢由政 准教授、胡桃坂仁志 教授らの研究チームは、コロラド大学のTatiana Kutateladze教授との共同研究で、細胞の恒常性維持に重要なタンパク質であるp300の活性ドメインと、ヒトのゲノムDNA収納の基盤構造であるヌクレオソームが結合した複合体の構造を世界で初めて解明しました
2022年6月10日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb1 プレスリリース コヒーシン複合体による新たな遺伝子発現制御機構の一端を解明 ―希少疾患や白血病の原因解明の糸口に―(6月10日)(大規模生命情報解析研究分野) 東京大学大学院医学系研究科の王健康大学院生、大規模生命情報解析研究分野の中戸隆一郎講師らは、遺伝子発現とクロマチンループ形成に重要な役割を果たすタンパク質複合体「コヒーシン」の新たな機能の一端を明らかにしました
2022年4月12日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb1 プレスリリース がん免疫療法の標的分子LAG-3が抑制機能を発揮するメカニズムを解明(4月12日)(分子免疫学研究分野) 分子免疫学研究分野の丸橋拓海助教、岡崎拓教授らの研究グループは、徳島大学先端酵素学研究所の小迫英尊教授と竹本龍也教授、同大学院医歯薬学研究部の石丸直澄教授、北海道大学大学院薬学研究院の前仲勝実教授らとの共同研究で、LAG-3が安定なpMHCIIと結合することによりT細胞の活性化を抑制し、自己免疫疾患の発症を抑制するとともに、がん免疫を減弱させていることを明らかにしました
2022年2月11日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb1 プレスリリース 自己免疫疾患に対する新規治療法を発見(2月11日)(分子免疫学研究分野) 分子免疫学研究分野の杉浦大祐助教、岡崎拓教授らの研究グループは、徳島大学先端酵素学研究所の竹本龍也教授、同大学院医歯薬学研究部の石丸直澄教授らとの共同研究で、PD-1の機能を人為的に誘導することに成功しました
2022年2月9日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb1 プレスリリース 「友達」を記憶する、海馬の神経活動パターン 〜なぜ自閉症は友達を記憶しづらいのか?〜(2月4日)(行動神経科学研究分野) 行動神経科学研究分野の奥山輝大准教授らのグループは、「友達についての記憶」を思い出している時に、記憶を貯蔵する海馬のニューロンがどのように活動をしているのかを、マウスを用いて明らかにしました
2021年12月21日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb1 プレスリリース 骨格筋の分化に働く新たな染色体基盤構造体を解明(12月21日)(クロマチン構造機能研究分野) クロマチン構造機能研究分野の平井誠也大学院生、胡桃坂仁志 教授らのグループは、大阪市立大学の立花太郎 教授、九州大学の富松航佑 助教、大川恭行 教授らのグループとの共同研究で、マウスのヒストンH3mm18による新規のDNA折りたたみの基盤構造を解明し、H3mm18が筋分化を制御することを世界で初めて明らかにしました
2021年12月13日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb1 プレスリリース コアプロモーターを介した転写バースト制御メカニズムを解明(12月13日)(遺伝子発現ダイナミクス研究分野) 遺伝子発現ダイナミクス研究分野の余越助教、川崎特任研究員、深谷准教授の研究チームは、転写制御におけるコアプロモーターの働きを生きたショウジョウバエ初期胚において直接可視化するライブイメージング技術を新たに開発しました
2021年12月6日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb1 プレスリリース ゲノム立体構造のさまざまな特徴量を抽出する新規手法を開発 ~ゲノムにひそむ重要な機能領域の同定~(12月3日)(大規模生命情報解析研究分野) 医学系研究科の王健康大学院生、大規模生命情報解析研究分野の中戸隆一郎講師らは、Hi-Cデータから多種多様な一次元特徴情報を効率的に抽出可能な新規手法 “HiC1Dmetrics”を開発しました
2021年12月3日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb1 プレスリリース iPS細胞由来静止期肝星細胞を用いた肝線維症治療薬のスクリーニングモデルを開発(12月3日)(発生・再生研究分野) 発生・再生研究分野の厚井悠太特任研究員(研究当時)、宮島篤特任教授、木戸丈友特任講師らの研究グループは、ヒトiPS細胞から静止期の肝星細胞を作製する技術を確立し、それらを用いた肝線維症治療薬のスクリーニングシステムを開発しました
2021年11月18日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 adiqb1 プレスリリース 次世代エピゲノム解析手法CUT&Tagに適したマグネットビーズの開発(11月18日)(病態発生制御研究分野) 病態発生制御の岡田由紀教授らのグループは、疎水性のマグネットビーズを改良することでダマが生じにくくし、CUT&Tagに適したビーズの開発に成功しました