PROTOCOL

細胞の飼い方

(1)培地の作り方

DMEM (日水)10%FBS
L15(GIBCO) 10%FBS

(2)細胞種

COS7
DMEM (日水)10%FBS
かなり早く増える。18時間ぐらいで倍になるらしい
剥がれにくい
接着は良く6時間ぐらいでもうマトモな細胞の形になっている
ふやし過ぎるとすぐにトランスフォームするので注意が必要
あまり動かない

トランスフェクションの効率はかなり良い。
リポフェクトアミン(+)が良い。
でも結構死ぬので60%以上のコンフルエントで使うと良い
(細胞染色)前日に6穴のプレートに2*10 5でまくとちょうどいい感じ
293細胞
DMEM (日水)10%FBS
かなり早く増える。18時間ぐらいで倍になるらしい
かなり剥がれやすい。もとから接着が悪く半日ぐらいしても全部は接着していない。
粗末に扱うとすぐにおかしくなる
うすいめのトリプシンでしっかりはがれるまでまって後は丁寧に植え継ぐ
あまり動かないのでバラバラにしないと後がヤバくなる
しかし激しくすると調子が悪くなるし、、、
遠心などはしない。

WNTに反応しTOPをあげる。

トランスフェクションの効率はかなり良い。
リン酸カルシウムでよい
ルシフェの時はリン酸カルシウムでは振れが大きらしい
NIH3T3
DMEM (日水)10%CS (FBSだとトランスフォームするらしい)
ゆっくり増える。3日で3倍ぐらいになるらしい。
わりと剥がれやすい。接着は良く4時間ぐらいでもうマトモな細胞の形になっている
ふやし過ぎるとすぐにトランスフォームするので注意が必要
良く動くので少々適当にまいても結局きれいに分布する

細胞自体きれいで核がしっかり見えるので染色に向いている
細胞周期の実験によく使われる。

トランスフェクションの効率はかなり悪い。
エフェクチンだとかなり良いらしいが僕は10%を超えた記憶がない、、、
細胞毒性はほぼ0(エフェクチン)
(細胞染色)前日に6穴のプレートに2*10 5でまくとちょうどいい感じ
SW480
L15(GIBCO) 10%FBS
かなりゆっくり増える。多分NIHよりも遅い
かなり剥がれにくい。接着は悪く少なくとも16時間ぐらいは待たないとまともな細胞の形にならない。
あまりふやし過ぎると細胞と細胞の境が無くなってくる。そうなったらもう使わない
あまり動かないのでバラバラにしないと後がヤバくなる

APCの変異により細胞内にβ-cateninが蓄積している。カドヘリン量-少ない
TOPをあがりっぱなし。

リポフェクトアミン2000だと良いらしい
でも結構死ぬので60%以上のコンフルエントで使うと良い
(細胞染色)前日に6穴のプレートに2*10 5でまくとちょうどいい感じ

SWISS-3T3

RAT1


MDCK
DMEM (日水)10%FBS

L-cell